シルバー起業こそ花道
大阪・神戸地域で第二の人生に今までのキャリアを活かした起業の道を選んだシルバーでタフな先輩を支援します。
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2013-12-31 08:00 |
カテゴリ:起業家
今日は長瀬富郎氏の誕生日です。
家庭用や業務用の洗剤、トイレタリー用品、化粧品、食品を製造する大手化学メーカー花王の創業者です。年最後にふさわしい大物です。
日本人はお風呂が大好きで、明治時代にはいって鎖国が解かれるとまたたく間に石鹸が庶民の間に浸透しますがあくまでも輸入品です。日本では化学技術がまだ未熟だったのに加え、原料となるやし油や苛性ソーダ、香料が入手難だったため、国産石鹸は洗濯石鹸くらいにしか使えませんでした。
「良質な石鹸を作ることができれば、それこそ右から左に売れるのではないか」…長瀬富郎氏は舶来のブランド石鹸に負けない国産ブランド石鹸の創製を決意し、石鹸職人村田亀太郎・薬剤師瀬戸末吉らの協力を得て、1890年桐箱入3個35銭の「花王石鹸」を発売しました。ブランド名は顔も洗える高品質を訴求して「顔」に通じる「花王」とし、発売当初から中国大陸等への輸出も考慮に入れ、東洋第一の石鹸にしようと、桜ではなく牡丹をあしらった包装紙にしたそうです。
狙いは当たり、桐箱入り花王石鹸が贈答用に重宝されたのです。石鹸は今でもお中元やお歳暮の主役ですが、どうやらその習慣の原点は富郎氏の35銭石鹸からきているらしいです。
ところで2013年も本日で終わりですので「〇月〇生まれ」シリーズは本日で終了します。このブログ開設から約11カ月ですが、とりあえず毎日起業家を取り上げ、シニア起業家の意思に少しでも響けばと思い、軽い内容で書いてきました。また、来年からは不定期ながら「起業」をテーマにした記事をUPしていきますので今後ともよろしくお願いいたします。
家庭用や業務用の洗剤、トイレタリー用品、化粧品、食品を製造する大手化学メーカー花王の創業者です。年最後にふさわしい大物です。
日本人はお風呂が大好きで、明治時代にはいって鎖国が解かれるとまたたく間に石鹸が庶民の間に浸透しますがあくまでも輸入品です。日本では化学技術がまだ未熟だったのに加え、原料となるやし油や苛性ソーダ、香料が入手難だったため、国産石鹸は洗濯石鹸くらいにしか使えませんでした。
「良質な石鹸を作ることができれば、それこそ右から左に売れるのではないか」…長瀬富郎氏は舶来のブランド石鹸に負けない国産ブランド石鹸の創製を決意し、石鹸職人村田亀太郎・薬剤師瀬戸末吉らの協力を得て、1890年桐箱入3個35銭の「花王石鹸」を発売しました。ブランド名は顔も洗える高品質を訴求して「顔」に通じる「花王」とし、発売当初から中国大陸等への輸出も考慮に入れ、東洋第一の石鹸にしようと、桜ではなく牡丹をあしらった包装紙にしたそうです。
狙いは当たり、桐箱入り花王石鹸が贈答用に重宝されたのです。石鹸は今でもお中元やお歳暮の主役ですが、どうやらその習慣の原点は富郎氏の35銭石鹸からきているらしいです。
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