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2013-10-17 08:00 | カテゴリ:起業家
今日は大森義弘氏の誕生日です。

最近何かと話題のJR北海道の初代社長です。創業者とはもちろん言えないのですが…。今日は他に有力な方がいらっしゃらない日ですので。

1987(昭和62)年に北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)が設立されてから、札幌周辺の鉄路の高架化及び駅周辺の再開発や新千歳空港の地下駅の設置等の事業に取り組みました。

それはよいのですが、現在札幌都市圏への人口流入・一極集中の傾向が続いていて道内地方都市では深刻な過疎化が進行しており、黒字路線は3路線のみで全国のJRグループ約200路線のワースト3を占めているという厳しい環境におかれています。豪雪地帯・寒冷地のため除雪や車両・施設の維持管理に膨大な経費を要し、経営基盤は非常に弱いうえに、さらに今後もさらに競合する高速道路網が整備されることからさらなる苦境が続くことが予想されているのです。

営業・保線管理業務等の外注化による人件費削減など徹底したコストカットを行ってきたツケが今どっと噴き出しているのが現状です。利用する側にとってはとんでもない、他の日本の鉄道サービス提供事業者では見られないずさんな安全管理なのですが、一概に「けしからん!」とは責めきれない何かがあります。


はて一流の経営者はどのようにこの四面楚歌の状況を乗り切るのでしょうか?
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