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2013-04-25 15:01 | カテゴリ:ビジネス
2011年4月から2012年3月までの1年間で、ベンチャーキャピタルによる投資は1240億円で前年度の1132億円から約10%増加しているとのこと。

その理由としては

「成功体験の蓄積」

この10年超で、楽天、DeNA、グリーといった、成功例が、米国以外の先進国に比べてもそれなりに多数生まれており、その成長を経験をした「ベンチャーのノウハウ」を持つ人たちが、エンジニアとして転職したり、新たな起業をしたり、エンジェルやサポーターに回っていること

「人材供給の素地の好転」

長びく不況のせいで「大企業といえども必ずしも未来が明るくない」という認識が社会に浸透し、学生や若い人の他、弁護士、会計士、投資銀行勤務の人なども、個人としてベンチャーに目を向け始めていること

「情報供給のインフラの拡充」

10年前に比べて、アドバイスをする人や、セミナーなどによる情報提供などが増えるとともに、Facebookやツイッターといった告知や情報交換のための情報インフラが圧倒的に普及していること

が上げられています。

今ある技術を基礎としたアイデアに満ち溢れたシニアの方にとっては良い風が吹いています。アベノミクスの風潮で世間が浮かれ気分になりつつある今年は一つの転機かも知れません。
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