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2013-04-19 15:00 | カテゴリ:ビジネス
近江商人には昔から「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」という経営理念があります。商売は自分の利益だけでなく、取引先や社会全体に絶えず配慮しなければならないという心得です。

近江商人は、他国での商いの中で、自分たちが他国者、よそ者であることを忘れず、店を開いた地域に配慮した経営をしなければ存続や定着はあり得ないと考え凶作や飢饉のときには米や金を配り地域の信頼を得るよう努めたそうです。

このような理念の背景には利益より永続を目的とする企業経営が主流であったからだそうです。

250年以上も前の話が今もって新鮮に感じられます。優れた理念というものは永久不滅だということがよくわかる話です。
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